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  • 執筆者の写真Kiyoyasu Takechi

Digital SAT - 従来のSATからの変更点

これまで対面でのみ受験できたSATですが、今年の3月からオンラインで受験できるようになりました。今回の記事では、従来のSATからの変更点とそれに伴い、どのような対策を講じるべきかについて論じたいと思います。


オンラインでの受験が可能になると、自宅で受験できるようになると考える方も多いと思いますが、これは間違いであくまで試験会場にて電子機器を使用した受験方法が可能になったということです。以前と変わらない点として、英語と数学、両方のセクションが800点満点で採点され、合計1600点満点で点数がつけられることになります。大学側の形式の変更に対する解釈は不明ですが、今まで通りでいくと日本の難関私立大学に合格するには1400点程度、最難関の国立大学やアメリカの上位20校に入るためには基本的には1500点以上は必要とされています。


一つ目の変更点として、試験時間の大幅な短縮があります。今まで試験時間は3時間だったのに対し、デジタルSATでは2時間10分ほどになりました。これは、紙ベースの試験時には発生した問題、答案用紙の配布や梱包といった事務作業が省けること、また試験問題の内容変更による影響と考えられます。試験時間が短くなるため、ペース配分を再考しなければなりません。細かな変更点ですが、今まではスコアを知るまでに2週間程度待たないといけなかったのですが、デジタルSATでは試験後数日で結果を確認することができます。


今回大きな変更点として挙げられるのが、モジュール制度の導入です。モジュール制度によって、前のモジュールでの正答率が次のモジュールでの問題の難易度に反映されるようになりました。今までのSATでは受験者の実力関係なしに全員同じ問題を解いていたわけですが、デジタルSATでは受験者それぞれ正答率に応じた問題に解答することになります。


各セクションの変更点として、英語セクションでは問題数が大幅に減り、解答時間も短縮されました。特にリーディングでは文章量が減ったため、集中力を持続することを難解に感じていた受験者にとっては、問題を解きやすくなったと思います。ただ、セクション、試験を通して集中力を持続し続けなければいけないことには変わりはないので、普段練習問題を解くときから同じ環境下で勉強することが重要だと思います。数学のセクションでは、すべての問題で計算機の使用が可能になりました。計算機の使用方法に慣れておくことで、効率的に問題を解き進めることができ、時間をうまく使うことができるようになると思います。





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